エンボス加工とは
商品パッケージ化粧箱のベース用紙の表面に凹凸を施す加工になります。凹凸を施すことにより紙全体に立体感が得られ、艶、艶なし、陰影が生まれ、上質な印象になります。
商品パッケージの化粧箱にはエンボス加工には大きく分けて3種類あります。
1. 2種類のニスを使用した擬似エンボス2. ワンポイントに金型を使用して立体感をつける浮き出しエンボス3. パッケージの紙全体に模様を付ける表面加工エンボス
1 .2種類のニスを使用した擬似エンボス
擬似エンボス、また弾きニスとも呼びます。
部分的に凹凸をつけることにより、凹凸部分の擬似エンボス部分が、乱反射を起こすことでマット調になりツルツルしたニス部分とザラザラした擬似エンボスを表現できます。
2 ワンポイントで金型を使用して立体感をつけるエンボス
パッケージのワンポイントに金型を使用して紙を型押しし立体感をつけます。
手で触ってしっかり凹凸ができるため陰影がわかりやすいエンボスです。
浮き出し加工とも呼びます。
3パッケージの紙全体に模様を付けるエンボス
用紙全体に凹凸をつけます。
エンボス表面加工とも呼びます。化粧箱に質感が出るためギフト箱や、高額商品の化粧箱に多く使用されます。
エンボス表面加工のご説明
この3種類のエンボス加工のうちパッケージの3の紙全体に模様を付けるエンボス表面加工をご紹介します
エンボス表面加工は、まず印刷物を全判のまま巨大なエンボスロールと呼ばれる銅板のシリンダーで紙を挟み込むにより、圧力を加えてエンドレス柄の浮き出しエンボスを紙面全体に加工します。
エンボス表面加工の様々な種類の柄があり、それぞれに違った表情を見せてくれます。柄ごとにエンボスロールを用意しなくてはいけないため、業者さんによってできる柄とできない柄がでてきます。
エンボス加工のみずしぼで製造したパッケージ化粧箱をご紹介します。パッケージの箱になるまでの加工の流れはオフセット印刷機で特色1色(ベージュ色)を印刷します。(光で見難いですが、、、)
初めにエンボス表面加工をしてから印刷すると、凹凸の中に印刷できないムラができるため、印刷をしてからエンボス表面加工をします。
印刷後に表面加工でエンボスをかけます。細かい迷路のような、エンボス柄に生まれ変わりました。
その後、抜き加工に進みます。
抜き加工が終わったら、機械貼り加工です。セレブなエンボスパッケージができました。
エンボス表面加工の様々な種類の柄があり、柄ごとにエンボスロールがあるため、ロールを変えることでエンボスの凹凸パターンを変えることができます。
他に、ダイヤ、布目・格子・皮しぼ・梨地・絹目・新布目といわれるエンボス加工があります。
布目
レザック
レザック
絹目
皮紋
フランスモロッコ
フランスモロッコ
ヘアーライン
ヘアーライン
水紋
水紋
絹目格子
絹目格子
他にも表面加工エンボスの水紋を使用したパッケージをアップします。
エンボス表面加工で商品に合わせて、ワンポイントの金箔でゴージャスなセレブ箱パッケージになりました。
商品に合わせラグジュアリーな質感のパッケージにしたいセレブ箱パッケージを作成する場合はエンボス表面加工を使ってみてください。
埼玉県越谷市レイクタウンの商品パッケージ専門印刷会社
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