新商品にはフロア什器でド派手に目立って売上げアップ

1. 店舗の中に自社のアンテナショップが作れます
2. フロア什器で売れるための土台を作りましょう
3. フロア什器で商品をアピール
4. 売り場ごと作るという発想
5. フロア什器のこんなこともオススメです
6. フロア什器の種類

店舗の中に自社のアンテナショップが作れます

埼玉県越谷市のレイクタウンなど全国各地に超大型のショッピングモール量販店が増えました。
超がつかなくても、家電量販店、ホームセンターも広大な売り場面積の大型の量販店も増えました。
しかし、大型だからといって、新商品を次々と置いてもらえるわけではありません。商品を置いてもらう場所はしっかり計算されレイアウトされているため、広大な面積でも店舗の中で売り場の棚やワゴンの数量は限りあります。

フロア什器で売れるための土台を作りましょう

長い企画の末、やっと形になった新商品。細部までこだわり力を入れた新商品。ドーンと大型店の店頭入り口付近に並べてスタートダッシュと行きたいところです。
行きたいところですが、新規では実績のない商品を置いてくれる量販店さんは少なく、置いてもらってもまずはお試し数量から、まずはテスト段階からと少量です。
シリーズで一気に販売したいのに、店頭に並べばヒット商品になるのに、と思っても、人の目につかになければ大ベストセラー商品も陽の目を見なかった隠れた逸品で終わってしまいます。

フロア什器で商品をアピール

そんな時にオススメしたいのがフロア什器です。
フロア什器とは、ダンボールや厚紙で作った店舗の床置きで使用する自立タイプの展示什器です。
店頭の棚やワゴンを使わないで商品を什器に陳列する床置きタイプなので、店員スタッフが棚割りを変更する必要もなく、店舗の空いたスペースに設置して売場を作れてしまう販促什器です。
店舗の目立つ場所の通路に置けるため、新商品や季節の限定商品などの発売時に多くフロア什器を使用します。

棚割りというハードル高い難所をクリアしなくてもいいフロア什器は、店舗の中に競合商品のない場所の一等地を独占店舗の中に自社のアンテナショップが作れるということなので、什器のデザインで消費者にブランドのイメージをアピールすることも可能です。

売り場ごと作るという発想

什器に新商品の横に商品サンプル、テスター、パンフレットを陳列すればフロア什器がそのまま自社のアンテナショップになってしまいます。
もしスペースがあれば、新商品でなくても今まで棚割りをクリアできず棚やワゴンなどに載らない自社商品を陳列してしまいましょう。
そうすれば単なるフロア什器ではなく、まさにひとつの「売り場」を作ることになります。展示什器が販売什器となります。

フロア什器は目立つ場所に置くため、そのまま目立ちます。人の目に多く触れるため売り上げの底上げはできると思います。しかし、底上げだけではなく最大限の効果を得ましょう。
フロア什器を最大限に効果を上げるコツは、商品のイメージやターゲットはもちろん、トレンドもしっかり取り入れたデザインにすることです。
統一されたひとつの「売り場」が高い視認性とお客様へ見やすさ、わかりやすさ親しみやすさが生まれて、大きな訴求力生み出し、商品に手が伸びるということになります。

フロア什器のこんなこともオススメです

フロア什器は他にも紙製でてきていることから、組み立てやすく、撤去もしやすい、そして破棄もしやすいところから、イベントやテスト販売・展示会など、短期間の「売り場」作りにも多く使われ、活躍しています。

フロア什器で忘れてはいけないことが、店舗スタッフが組み立て、商品を陳列しやすいマニュアル（取扱い組み立て図）も準備することです。マニュアルを用意することで当初の思い通り「売場」になります。
取扱い組み立て図の用意がない限りは、目的の場所に目的のPOPや商品が陳列されないことになり、トータルとしてのブランドが面白おかしいバラバラな売場になってしまう可能性がありますのでご注意ください。