靴の箱に使われる、N式箱の組立方を動画でご紹介
N式箱はどんな商品の梱包に向いているの?
ご紹介するのは形状がN式箱という、ダンボールでできた化粧箱で、よく目にするのは靴の箱によく使用されています。
1枚の紙から、接着剤を必要としないで箱に組み立てられ、お客様に組み立てていただくため、平らな状態でお届けします。
箱にした際に底面が平らになることから、とってをつけてケーキのホールの箱や、ピザの箱などの宅配ボックスとして、最近では電気精密機器やDVDなどの通販の輸送箱にも使用されています。
また、N式箱は開封性がよいため、ラーメンセット、地域のお土産セットのギフトの箱としても使用されます。
底面が平らなため、店頭での重ねた陳列に向いています。
最も格安な化粧箱
N式箱がなぜ、多く使われているか?というと、N式箱は、のりしろが無く加工工程がないため、抜き加工をする紙箱の中では最も低コストで製作できます。
コスト重視でいくとまずはN式箱となります。
N式一体箱の構造で向いている寸法は深さ50mm~150mmがお勧めです。深い箱には折り返し部分が多いのであまり向きません。
また、お客様自身で組み立てるため、タバコの箱のように、あまりにも小さい箱はN式では組み立てにくくなってしまうためあまり向きません。
そして、N式箱は他の形状の箱と比べ、欠点としては強度が劣ります。
そのため使用する用紙は、一般的な商品を梱包する場合は厚紙でも強度的に間に合いますが、重量がある商品や輸送箱で使用する場合には段ボールを使用します。
箱に組み立てた状態で納品してしまうと送料がモノ凄いことになってしまうため、平板状で納品し、発送時の梱包の際にはお客様で組み立てることが必要です。
前面の折り返しの面で高さつくりだし、背面を組み込み、最後に蓋をすることにより箱の形状にします。
文章だと、伝わらないと思いますので、動画でご紹介します。
N式箱は組み立てが必要です
ケーキ屋さんのバイトのお姉さんが、または和菓子屋さんのパートのお姉様が、N式箱の商品を入れる箱を手早くサッサッと作っているのを見たことがあると思います。あそこのレベルまで行くのは500個の組み立てをして慣れが必要かもしれません。
組み立てに慣れた人の手先を見ると、職人技という感じで見入ってしまいますが、誰でもあのレベルに到達できると思ってはいけません。仕事柄、私はN式箱を千個以上組み立てていますが、バイトのお姉さんやパートのお姉様レベルのあそこまでの早さにはなれません。
あの手捌きは才能です。
組み立ての慣れは必要ですが、コストの安いN式一体箱のご紹介でした。
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