新しい商品や売れ筋商品を売り場で目立たせるには、今も昔もやはりPOPです。
アイキャッチシールともアテンションシールとも呼ばれます。
POPが付いている商品は数多く並んでいる店頭でも、新作でお勧めの商品だったり、メーカーが力を入れている商品ということがすぐわかります。
一般的にPOP付の商品は力が入っているだけあり、話題性があり、高品質なことが多いため、同じ価格帯なら、私もそうですが、POPが付いていない商品より、POPが付いている商品の方を信頼として選択してしまいます。
以前ですと、商品棚に商品の補佐となる情報を大きめなPOPに記載しているということが多かったのですが、最近、コンビニやドラッグストアで商品1つずつに付ける小さめのPOPをよく見かけるようになりました。
小さくても、1つずつにPOPが付いていると、お勧め商品の特別感が最大にアピールされます。
1つずつにPOPが付けると店舗ごとに大きなPOP1つで済ませていたところが、部数は商品と何同じ数隣コストが気になります。1つずつにPOPを付ける場合、印刷ではPOPの紙面が小さいほど、面付けの数が多くなり単価がお安くなります。そして、商品1つずつに付けるため、両面テープでいちいち貼っていたら、大変なので材質はシールが最適です。
ここで問題が出てしまいます。POPのシールは小さくしたいですが、小さすぎると言いたい分の文字数が入らない、文字が読めない、写真が小さすぎて形がわからないということなります。
ですのである程度の大きさを確保したいところですが、大きいとまた問題で、商品パッケージに貼る場所がない、ロゴやアピールしたい正面がが隠れてしまうといった問題が出てきてしまいます。
そこで、お勧めなので部分のり(糊殺し)です。
シール全体に接着のノリを付けるのでなく部分的にノリを付けるタイプのシールのことです。シールの粘着を全面ではなく部分的にしてしまいます。加工の面からいうとノリ部分を殺してしまうことから、糊殺しという恐ろしい名前も別名であります。
一般的なシールのように全体にノリをつけて商品に貼ると、シール部分にホコリが付きますし、お客様が商品を手に取った時、ノリが手に付いてしまう可能性もあります。何よりPOPが折れた時に天面に付いてしまいPOPの役割をしなくなります。
商品1つずつに付けるPOPに最適な材質のシールですが、部分のり(糊殺し)の加工ができることにより、POPに大変身しました。
これでPOPを取り付ける作業が楽になります。
弊社ではさらに、発送時、梱包時にも楽をしていただこうと材質にちっとした工夫をしています。
シールの材質は部数や色数により、フィルムか紙か他の材質と変わりますが、今回の紙の場合はコシが出るようにPPを表面加工しました。
部分のり(糊殺し)で接着面がなく、紙に反発の弾力が出るため、指を離すとPOPが立ちます。
これがどういうことになるかと言えば
カートンに重ねて梱包しても、店頭で商品をカートンから出した時には、POPが立ちます。
発送時には折れてて、箱から出したらピーンとたつので、カートンに入れ子にして入れたり、POPが折れて潰れないように1段だけの専用カートンを作らなくても大丈夫です。そのままPOPを付けた商品をカートンにセットすればいいだけです。
当たり前ですが、シールを商品を一緒に送り店頭スタッフに貼ってもらうなんてことはせっかく作ったPOPを捨ててしまったと同じことです。
店頭スタッフの方に責任はありません。
せっかく勝負をかけている商品です。1つずつPOPを付けて店頭に並べたいところです。
シールの加工、材質で使い勝手の良いPOPシールができました。
次はアルミフィルムのシールの部分のり(糊殺し)の例です。
商品の局面蓋の部分にシールでPOPを付けてあります。
梱包時、輸送時のPOP折りたたみ状態はこのような状態です。
POPが立つと正面にPOPがつきます。この写真でお気付きかと思いますが、先ほどのPOPシールと違って、指で抑えなくてもPOPが寝ている写真カットがありました。
秘密はPOPの先端にシール部分を作ってあります。この小さいノリ部分があるおかけで、梱包時、輸送時にシールを商品本体に付けて、陳列時にPOP部分立てて展示してもらう工夫をしています。
商品が丸いため、輸送時に回転してしまい、POP部分に変な折り目が付いてしまうかもしれないため、このような加工をしました。
本体に付いたPOPはノリの部分が小さいので簡単にPOPを立たせるとができます。
部分のり(糊殺し)POPシールのデザイン、設計、印刷なら
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