日本一ひかり輝くピンアイ2使いを目指す
最近、会社の若い社員が続けざまにゴルフを始め、続けるかわからないのでクラブを借りて練習していましたが、自分のクラブが欲しい!!!
ということで楽しく悩みながら、それぞれお気に入りのゴルフクラブを探してきてました。
「テーラーメイド バーナー」「キャロウェイXシリーズ」「ブリジストン ツアーステージ」「つるや ゴールデンプリックス」と中古ですが、みんな悩みに悩んで選んだクラブを嬉しそうにウンチクを入れながら披露してくれました。
今の若い子たちはしっかりしています。今後のゴルフのスタイルを考えゴルフクラブを選択しています。
さて、私の時はどうだったか?
アイアンは、今で2代目ですが、1代目はセットで5,000円と値段だけで選び、1年もしないうちに「もうカーボンは卒業しましょう」とお客さんに言われ、スチールシャフトならなんでもってことで、1万円を切る値段とクラブの顔で決めたクラブを2代目で使っていました。
買ってから調べてわかったのですが2代目アイアンは「PRGRプロギアの910 TR-X」で上級者向けで操作しやすいのに球が上がりやすいと名器と言われているらしいアイアンクラブでした。名器なの? やったね!と難しいクラブと思いながらも名器はピカピカに!とラウンド後には毎回磨き、そのまま使い続けていました。
【写真転載】
みんなに触発され、「難しいクラブ」というのが引っかかり、
どんなクラブが自分に合うのか模索するため、今後のゴルフライフも考察してみました。
●月に1回のラウンドで回数としては丁度良い
●仲間とコミュニケーションとしてのプレイが心地よい
●上手なお客さんともプレイする場合もあるので迷惑をかけない腕までは行きたい
ここから、欲しいクラブのイメージをまとめてみると
●ミスに強い、優しいクラブ
●910 TR-Xと同じく、名器と言われるクラブ
●初心者クラブにありがちな、どの番手、どういう打ち方でも打感が同じは味気ない
●ウンチクがあったり、磨き甲斐があったりと愛着がもてるクラブ
こんな感じの、クラブに対しての要望が出てきました。
早速ゴルフ好きな40代、50代のお客さんに要望を伝え、相談にのってもらったところ、名器というところにひっかかりました。
名器は定義が難しく、名器といわれるアイアンは間違いなく上級者向けのものしかないという回答が多く、ミスに強く優しいのに上級者向けと相反するところでひっかかりましたが、皆さんがこれなら唯一条件に合うかもと紹介してくれたクラブがありました。
そのアイアンクラブは「ピン アイ 2」でした。
ping eye 2を早速、調べました。
●キャビティアイアンの元となった当時非常に革新的なデザインで、その易しさは世界中のゴルファーに大ブームを巻き起こした
●発売から20年以上経った今でもコースで見かける名作アイアン
●溝のルール不適合のモデルがある
●ヘッドに黒色のベリリウムカッパーとシルバーのステンレスの素材違いのモデルがありベリリウムカッパーは生産中止になってしまった
●1982年に発表されたクラブで、カーステン氏という有名なクラブデザイナーの設計
●最近でもツアーでこのクラブで優勝しているプロがいる
●今でも人気のため、まったく同じ形状で、金属の素材だけ違いのウエッジが最近発売された
ご紹介いただいたクラブですが、素敵です。華やかです。ピッタリです。
ゴルフが上手い人とおばあちゃんの言うことは絶対です。
ネットで探してみると、「ベリリウムカッパー」と「ステンレス」の違いの他、「ピンアイ 2」と「ピンアイ 2 プラス」がでてきました。ピンアイ2+は見た目は同じ形に見えますが、1989年発売のモデルチェンジ版で、「キャビティのデザインやソール形状などに様々な改良を施し、より大胆な周辺重量配分を実現しています。」とのことでした。
ベリリウムカッパーはステンレスなどよりも柔らかく、強くて打感の柔らかいヘッドが作れたため、PINGのパターやクリーブランドのウェッジなどに採用されたようです。ただ、後加工中で粉塵を吸い込むと毒性があることが判明したためこの素材でのゴルフクラブのヘッドの製造は中止となりました。
銅が含まれるため、経年による酸化で徐々に黒色になっていく素材。たぶん10円玉と同じ感じでしょうか?経年変化を楽しむクラブなんて素敵です。
このアイアンは愛をさけぶ以上にかっこいいアイアンの中心にあります
「PING EYE 2+」の「ベリリウムカッパー」に決まりました。
ゴルフパートナーのネット検索でありました。けっこう数、ありました。
サンドから3番まで揃っているクラブがあったのでそれに決定。
価格は1万8千円。
購入ボタンを押したら、会員登録をしなくてはいけないようです。
残念!!
会員登録は、セロリより、ブルガリアヨーグルトより嫌いです。ゴルフパートナーの店舗にいって取り寄せをお願いしてみることにしました。
こちらも、残念!!
近所のゴルフパートナーで定員さんに、「ピンアイツープラス」「ベリリウムカッパー」を伝えたところ「在庫は見つかりません」と言われてしまいました。
ゴルフパートナーオンラインのスマホの画面を見せて、ここの店舗から取り寄せをお願いしようと思いましたが、「中古で値段はたいしたことないし、確かに取り寄せすると面倒だから見つからないって言うよな」と考え。セロリをスプーンにブルガリアヨーグルトを食べることにしました。
前のレジの人が店内の8万円のクラブを購入していたのに、こちらが取り寄せるのは2万円いかないので、面倒なのはわかる気がします。
セロリとブルガリアヨーグルトの食わず嫌いでした。ゴルフパートナーオンラインですが、やってみたら、そんなに時間もかからずに簡単でした。
夜中に注文し、次の日のお昼には在庫確認、夕方には発送のメールがきました。やることが早い!!
翌日、午前中に商品が届いたのを嫁からメールで確認しました。
家に帰ると玄関に届いていました。
滋賀県のゴルフパートナーから、埼玉の越谷まではるばるですが、注文確認から1日で「ping eye 2 plus」来てしまいました。
良いことはいっぱいアピールします。
滋賀のゴルフパートナーR8彦根店の店員さん、やることが早い!!
30秒でお風呂に入り、早速、開封しました。
開けたら、1本ずつ丁寧すぎるレベルで梱包されています。
滋賀のゴルフパートナーR8彦根店の店員さんは営業中の忙しい中にもかかわらず
梱包作業もこなし、頭が下がります。
クラブは揃っているか、折れていないかとチェックしていたら
「開封後返品不可」のシールが貼ってあります。
そうなると、うかつにプチプチを破れません。
ヘッドやシャフトの具合をちゃんと見たいのにプチプチが邪魔して、確認どころではありません。
困りました。「開封後返品不可」のシールはしっかり読めますが、キズ、ヘコミがあるかなんてわかりません。まぁー大丈夫だろうと、プチプチ開けたました。
なんとプチプチの下にシュリンクがあり、「開封後返品不可」はこちらでした。
これなら今度はしっかり確認できます。確認OKでシュリンクをはずしました。
ゴルフパートナーオンラインの梱包は輸送時の破損防止だと思いますが、丁寧すぎるほど丁寧でした。
待ちに待った、ピンアイ2プラスをやっと見れました。
ヘッドの色が渋くてなかなか玄人な感じです。
早速、一番使うと思われるピッチング、ピンアイ2ではWを構えて見ました。
何ということでしょう!!
遠い!!
ヘッドが遠い!!
ヘッドが遠すぎる!!
Pを構えてますが、構えた感じ5番より遠く感じます。
20年前のクラブはシャフトが長めの設定なのかなと思い、倉庫のアイアンからPを引っ張り出し、横と並べると
同じ長さです。
しっかり構えてわかりました。普通のクラブはヘッドがシルバーですが、ピンアイ2はヘッドが黒いので、ヘッドがみにくく、目の錯覚で遠く見えるのでした。
理由はわかっても、ものすごく遠く感じます。当たる気0です。今週末、せっかくのゴルフなのでこのクラブを使いたい。しっくり来るまで打ち込んで、慣れるまでなんて待ってられない。
応急処置として、ちょっと磨き、ヘッドを黒から茶に変えて認識できるレベルのヘッドにすることにしました。
銅でできているため、10円玉と同じです。黒いのは手垢や汚れからきた、空気と結合したサビなので、お酢やタバスコで落ちることと思いますが、9本もあるので一気にできる量があるサンポールを用意しました。
まずは、サンポールがムラにならないよう、中性洗剤で手の脂を除去します。
そして、10分ほどサンポール液に漬けました。
素材を傷めてしまうため、十分にすすいで、水分をふき取ると
真っ黒ではなく、銅の風合いがでてきました。
この色なら、当たる気0ではなくなります。
これで週末にこのセットで楽しめます。
せっかく、ここまで綺麗になったのでムラが出てしまったところをピカールでさっと磨いてみました。
ピカールで磨くと、オーッ!! ピカピカです
のってしまいました。
あまりの輝きに「ピンアイ2+ベリリウムカッパー」を全部磨いてしまいました。
ただ磨いたこのままだけだと、ラウンド中に錆びて黒くなってくる恐れがあります
ライト株式会社さんからだしてる「チタンクリーム」を塗りました。
シリコンでコーティングしてくれます。ヘッドの触った感じが新車のコーティングのようなスベスベになりました。
コチラで購入しました
週末のゴルフ、いまから興奮しています
そして、週末のゴルフ。ピンアイ2+デビューです。
お隣のお客さんのセットにはロブウェッジとサンドウェッジにはPING ZING2が入っていました。聞いたら、他のアイアンは変えてもこの2本だけは手放せないんですって。
聞いたところ、ZINGはピンアイ2の次のシリーズのアイアンでこちらも名器だそうです。
ピカピカに輝くPING EYE2+は磨いた甲斐があって構えやすく打ちやすいです。
ピッカピカの銅の風合い最高です。このまま、磨きつづけ日本一ひかり輝くピンアイ2使いを目指すことにしました。
と、ここで1年経過しました。
日本一ひかり輝くピンアイ2使いを目指すと題をうったのでピカピカのメンテナンス状況でわかったことをお知らせします。
1年経過してもピンアイ2プラスのピカピカ日本一の座を譲っておりません。
ピカピカとひかり輝くクラブを使い続けるために、たゆまゆ努力をしていました。と言うのも。ベリリウムカッパーという素材。酸化の黒ずみがものすごい速さのスピードで襲ってくる金属でした。
もともと、コースに出た後はクラブをしっかり磨くので、ピンアイ2プラス初ラウンドの後もしっかりお手入れしました。その時は気にならなかったのですが、クラブを使用した2回目にブブカハードルがやってきました。
長いクラブを打てれば、全てのクラブは打てるとのお言葉通り、4番と5番だけを持って打ちっ放しに行きました。雨が降ってきましたが屋根があるので気になりません。多少の雨が霧雨レベルが入ってきていたのでしょう。そのまま打っていると、打っている最中に黒ずんできています。
ベリリウムカッパーという素材は、イケイケなのでしょう。1時間打っただけなのに、使用した4番と5番が、遊び人風です。黒ずんでしまいました。
日本一ひかり輝くピンアイ2のためには、ピカールで磨かなければなりません。すぐ、磨きました。
ピカールで磨けば、ピカピカになりますが、研磨剤で磨いているので金属をけずっているということです。
クラブにあまりいいことではありません。
コースに出た後は磨きますが、練習の度に黒ずみを削って磨くということは労力が凄すぎます。
クラブ購入1週間後には日本一ひかり輝くピンアイ2使いの座は諦めました。
始めのうちは、黒くなったら磨いてを繰り返しながら、酸化を防ぐ方法を考えました。
ヘッドが水分や酸素に触れないようにすればいいのだろうということで、ライト株式会社さんからだしてる「チタンミスト」を塗りシリコンでコーティングしてみました。
効果あります。打ちっ放しに行って練習しても黒ずみません。
人間、楽な方に流れます。私はすぐ流されました。「チタンミスト」はしっかり塗布して、しっかり磨かなければいけないのですが、こちらは楽です。
それは、シリコンスプレー!!!!
1缶で300円程度なので、経済的です。
使い方は、クラブヘッドにたっぷりとプレーします。液が垂れてくるまでスプレーします。隅々まで、液が行き渡りますので、最後にボロ切れがで液体を取り除きながらついでに簡単に磨きます。
ヘッドを触る時はグローブをしている左手にして、直接手で触らない、ということと、このシリコンスプレーをまめにスプレーしておけば、黒ずみはそれなりに抑えられます。
たゆまゆ努力をしたのは相性バツグンのスプレーを見つけるまでですが、おかげで、日本一ひかり輝くピンアイ2使いを維持しています。
ピカピカの輝きの報告は1番で2番目の報告は使い心地です。
まず、はじめに特筆すべき点はピンアイ2プラスの飛ばなさにビックリしました。今のクラブ「2番手上を体感」なんて宣伝しているクラブありますが、眉唾だとして、ピンアイ2プラスは本気で飛距離が2番は落ちます。
あまりにも飛距離が落ちたので、びっくりして、ピンアイ2プラスのロフト角を調べました。
ゴルフプラザオカムラHPより参照
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | W | S |
ロフト | 24.5 | 27.7 | 31.2 | 35 | 39.5 | 44 | 48.5 | 53 |
最近のクラブのゼクシオ10のロフト角です。
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | PW | S |
ロフト | 21 | 23 | 26 | 29 | 33 | 38 | 43 | 56 |
今のクラブに比べロフトが寝ていることが飛距離が落ちた原因でした。
アイアンは飛ばすクラブではないことはわかっています。わかってはいますが飛ばないということはラウンドに出ててゴルフの魅力は半減します。
飛距離が落ちることには意気消沈しますが、すぐ飛距離の事は問題なくなりました。なぜなら4番が打てて、実践で使えるクラブだった事です。4番でも弾道高めです。楽に上がります。
この4番で落ちた飛距離をカバーできる、無理しないでも他の番手と同じスイングでも4番は打てるという事が劇的にスコアアップに繋がることになるとわかるのは、このちょっと後です。
ピンアイ2プラスの特筆すべき点、2番目がピンアイ2プラスクラブがドSでお仕置きするクラブです。
特に4番、5番、6番です。しっかりと芯の付近で打たないと、ビリッときます。ヘマをすると容赦無く、お仕置きをしてきます。球を打ち損じすると握った手に電気ショックレベルの痺れのお仕置きがきます。結構、痛めの電気ショックです。指の先までしっかり痺れます。特に4番は超が付くレベルのドSです。
飛ばしてやろうという、ヨコシマな想いでクラブを振れば間違いなく、両手に電気ショックされます。
球の飛びが気になりすぐに顔をあげてしまえば、間違いなく、両手に電気ショックされます。
ピンアイ2プラスのシャフト純正はとにかく重い。ヘッドも重いし、手元も重いのでゆっくり振って振らなくては、手で振ることなりブレて、間違いなく、両手に電気ショックされます。。
しっかりではなくてもフェイスのセンター付近に当たれば、痛みはありません。
この恐怖のお仕置きを回避するスイングを心がけていると、クラブを必要以上に振り上げないからバランスは崩れない、右に左に球が飛んでいかないといいことばかりです。
スイング矯正でベルトを使用したり、専用グリップ、専用グローブなどありますが、ピンアイ2プラスのクラブそのものがスイング矯正機能が付いているようものです。
というように、初めはよくないところばかりに目が行きますが、お仕置きされなくなってなってきた頃から、いいところがわかってきました。なるほど評価はいいはずです。
ピンアイ2プラスは…
●とにかく曲げられない
●とにかく弾道が高い
この2点に全て詰まっていました。
この2点目の「弾道が高い」にスコアアップの秘密があったのです。
現在のクラブはロフトが立っている「ストロングロフト」。それとはかけ離れた「ロフトが寝ている」状態ですが、ロフトは1.5番手寝ています。しかしシャフトの長さは現在のクラブと一緒です。シャフトの長さが一緒ということは伝わっている力は現在のクラブと一緒です。飛距離がただ落ちていたと思っていた弾道は、実はその分弾道が高くなっていたのでした。
どういうことかと言いますと、ロングアイアンは別として、ミドルのクラブからは、グリーンの上まで飛んで行ってそこからボールが真下に落ちるイメージです。
このピンアイ2プラスはどの位置からでも距離に合わせた番手で振れば、グリーンの真上に球が飛んでくれてそこからグリーンに球が落ちるクラブでした。
ゴルフが楽になりました。そして、劇的にスコアアップしました。
ゴルフが楽しくなり、見た目もかっこいいピンアイ2プラスのご紹介でした。
ゴルフの記事ばかり書いてますが、
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