今回は、ハンガーボードのご紹介です。
業界での呼び方は、ハンガーボード、ハンガー台紙、フックボード、吊り下げハンガー台紙、吊り下げボードなどなど。
いろいろな呼び方があるんです。
ハンガーボードの用途としては、小物商品で店頭の棚に入らない新商品や新規店舗への開拓ツールとして最も頼もしいツールがハンガーボードです。より拡販したい場合やレジ近く、棚エンドへの提案などにはハンガーボードがあれば商談も進みやすくなります。業種にもよりますが、ハンガーボードで導入すると返品も少ない？とか。
また、新商品を製造したが、海外の生産が遅れてシュミレーションに間に合わないで定番の棚に入らなかった商品。新ジャンルへの挑戦した商品で今までの売り場（バイヤー）での提案が無理そうな商品を作ってしまい棚割りに加われない場合など。
そんな時にはハンガーボードで置いてもらうのもひとつの戦略です。
また、棚並びで埋もれてしまうより。ハンガーボードで人の目に入りやすくなり、手に取ってもらえるチャンスが増える！！
なんて事も。説明が長くなりましたが、
今回はハンガーボードのお仕事をさせて頂きました。
マスクを掛けるハンガーボードです。配列としては、2列×2段の4口タイプのハンガーボードです。また、こちらのお客様はマスクサンプルを立体的に見せたいとの要望でしたので、別パーツで台紙を作りマスクを引っ掛ける際に、立体的になるような設計をしました。
サンプルを付ける事で、エンドユーザー様が手で触り商品の素材等を確認して、自分が付けた時のイメージが付きやすいメリットがあります。サンプルがあるかないかで売り上げが左右されるなんてこともあるのでしょう。
もうひとつは、各店舗に発送出来るように1セットでPP袋にまとめて納品させて頂きました。
これなら、お客様の所でセッティングをしなくてもそのまま各店舗へ発送をして、バイヤー様に届きます。
また、取り扱い説明書も同封してバイヤー様の方で組み立ててセッティングをする。取り扱い説明書があれば、尚良心的です。
バイヤー様（店舗側）もそれを見ながらセッティングするので安心して取り組めます。
↓
平の状態では、大きすぎるので、2ツ折りにしました。
これなら発送するときもコンパクトで発送出来ます。
今回頂いた案件は、マスクの個袋なので、割と軽い商品を掛けるますので、仕様としては、コートボールの厚紙に
片段EF(E段)段ボールの2枚合紙しました。
また、段ボール合紙ですので強度の心配がありましたから、両サイドを折り返し、両面テープ貼りをして補強を付けました。
これなら、長持ちして使えます。
お客様とのやり取りで、素敵なハンガーボードが出来ました！
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