実物大模型サンプルのモックアップ
今回はPET素材を使用して、購入するお客様に商品の大きさを実感してもらう為に店頭の棚に実物大模型サンプルを陳列展示するモックを製造させていただきました。
モックとはモックアップの略で「見せかけの。まがいものの。」という意味です。量販店で携帯電話やカメラ、テレビ、エアコンなど家電で見本サンプルのモックを使用します。
実際に香りがわからないといけない芳香剤や、金額が高額でない商品の場合、実際の商品を見本サンプルとして展示することはできますが、電子部品を使用する高額な家電では実物をサンプルにすることはコストがかかりすぎるため、実物大の模型サンプルを使用する場合が多くあります。
何でPETのモックなのでしょうか?
カーナビのモックをPETで製作しました。PET素材ですのでペットボトルと同じ程度の重量でとして軽いというのが特徴です。
PET素材に印刷しているので、大きさが同じだけで画面は動きません。
画面をタッチしても液晶ではないので画面の質感もありません。また、PETで組み立てているため全体では大味で製品の上品な質感は全くありません。
しかし、ペットボトルと同じ程度の重量で軽さだけは女性でも片手どころか指先だけでモテるという特徴があります。
使用用途でPETが一番良い素材
軽いので、実際に店頭からお客様の車に持っていきも実際に車内に置いて大きさの雰囲気を試していただけるということができます。
かー用品の店舗は1階が整備で2階が店頭になっている作りが多いので、持ち運びの際に階段でも軽くて安心、落として液晶のワレ、製品の損傷、機械の破損もありません。足に落として賠償ということもありません。
実際にお客様ご自身の車に置いてみて、実際の使用雰囲気が試すことができます。
確認で大切な画面の角度調節ができるように、PET素材でも可動部分にはプラネジを使用してパネル相当部分が動くようになっています。
PET製なので、それなりに雑に扱っても破損はありません。
液晶の傷、個体の傷もないので気軽にお客様に貸し出しができます。
モニタ相当部分も実物大ですが、台座相当部分も実物大になっています。
組み立て方をご紹介
組み立て後の写真からご紹介したため、PET素材でできているということがイメージできないと思います。
一番初めの組み立てる前の状態です。部品が複数あり、各部分を折り曲げ、両面テープで固定し組み立てていきます。
実際に平面から、立体になっていく過程をご紹介します。
PETに折れ筋が付いているため、曲げるのは筋に剃って曲げるだけなのでコツいらずで簡単に組み立てられます。
固定する部分は両面テープでしっかりと止めます。折れ筋が付いているため自動的に重なった部分を両面テープで留めるだけなのでこちらもコツいらずで簡単に組み立てられます。
他の部品もご紹介します。
このように各部品を組み立て、組み合わせることでカーナビのモックが形作られています。
PETでモックの完成です。
PETですが、接続部分も実物に近い形で再現できました。
モックがあるとイメージしやすい
家電屋さんで購入したテレビを、家に置いたらイメージしていた大きさと違い、あまりの大きさに家具の配置を変えたなんてことをよく聞きます。
テレビの場合は初めは大き過ぎてもすぐ慣れてしまうなんて言いますが、カーナビの場合は取り付ける場所によって視界が悪くなってしまいます。
視界不良は事故の元になってしまいますので、違う形状タイプのカーナビを選択肢にしなければいけません。
サンプルがあることで、車の中でどの程度の大きさになるのか?が実際に置いてみてわかるPET製のモック。
本当でしたら、実際の商品をお渡しして試していただきたいところですが、価格的に難しい場合はモックで代用してみましょう。
曲線が表現しにくいので全ての商品にモックに使用できる訳ではありませんが、PET製や紙製で代用できれば、モック費用もお安くなります。
PET素材で作る展示用モックのご紹介でした。
埼玉県越谷市レイクタウンのパッケージ専門印刷会社
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