下手だとどうなる?化粧箱の貼り加工
パッケージ化粧箱では、箱の形状にするため側面を1周した箇所で糊貼りをします。
プラス、ワンタッチ箱といってぎゅっと摘むだけで簡単に組み立てができるタイプの底組の箱は、底面にも貼り加工が入ります。
ワンタッチ箱は畳まれている状態から、箱にするために広げると…
紙の凹凸が組み合わさりロックさます。
箱は違いますが、動画でもご紹介します。
他の一般的なパッケージ化粧箱の組み方としては
重い商品を入れたい場合にオススメな底組み箱(地獄底)や
貼り加工の工程が少ないため、価格が抑えられるキャラメル箱(サック箱)などがあります。
一番最初に紹介したパッケージ化粧箱のワンタッチ箱は底面を糊で貼る加工があります。
下部部分が糊のつける場所です。
糊が付いていることで立体の形になります。原理は飛び出す絵本と同じです。
赤い箱は底の貼り方がうまく貼れていますが、上で紹介している青い箱はズレています。
ズレて貼ってしまうと組み立てた時に箱が歪んでしまいます。
この青い箱のズレは、不良でズレているたわけではなく、貼り加工のセット調整中のまだ合わせ途中のズレている箱をチョイスしてきました。
赤箱はちゃんと貼れていて、青箱はズレています。
貼り加工がズレているとどうなるのか?というと
しっかりと合わせて貼れていない青箱のは箱の底が歪んでいます。
違う角度からもう1枚。
青箱は箱の底が歪んでいます。
化粧箱の貼り加工をしっかりしていないと、箱に組み立てた時に歪んでしまいます。
歪んでいれば、箱の中に小箱が入る箱ではちゃんとした数が入らない恐れがありますし、陳列で箱を重ねた際には不安定ですぐ、崩れてしまうことになってしまいます。
特別に大きかったり、変わった形でない限り世にある化粧箱の貼りはほとんどが自動化で機械です。弊社でも貼り加工は機械で行っています、曲がらずに貼れるように調整することは簡単な作業ではないのですが、お客様の品質のためしっかりとお仕事しています。
埼玉県越谷市レイクタウンのパッケージ専門印刷会社
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