思わず手が伸びて買っちゃった。販促什器の効果は反則的

1 商品を陳列する什器の種類
2 最近増えてきている什器
3 売る仕掛けの什器
4 什器の種類

商品を陳列する什器の種類

店頭では様々な商品が陳列されていてラック、テーブル、カウンター、スタンドでのフック、ワゴン、かごなどの什器に商品が並んでいます。
ラックでは季節に関係なく定番商品を陳列し、定番の商品から切り離して陳列したい見切り品やセール品はワゴン、かごに陳列し、什器を上手に使い分け商品を販売しています。

最近増えてきている什器

以前は什器＝陳列棚でしたが、最近では広告スペースのあるPOPと陳列棚が一体化した、商品の性格に合わせた紙製のカスタムタイプの陳列什器が増えてきました。そのカスタムタイプの陳列什器の商品が今売れています。

店頭で商品を陳列している紙什器は他の什器と違い店舗側が用意するのではなく、マーケティング戦略の一環として商品の製造元か販売元が用意しています。
紙什器はただ商品を並べているだけの棚でなく、POPとアイキャッチという役割を持ち製品を認知してもらうという、ターゲット層に購入機会を提供することに特化させた売れるための販促什器だったのです。

売る仕掛けの什器

マーケティング戦略のプロモーションに沿って作られる紙什器は、ブランドロゴが大きく明記され、商品のテーマカラーでできています。商品の使い方、特徴をわかりやすく紹介した広告をつけ、中にはタレントを使用するなど、他の定番のラックの什器とは異なり、ただ陳列するだけでなく、広い店頭の中で商品を探しやすく、選びやすくなる仕掛けがあったのです。

什器の種類

紙什器のいいところは、自由に作れる形状からくる専用性です。
カウンターやテーブルに陳列するカウンター什器
床に置いてそのまま棚を作ってしまうフロア什器
ラックのやサイド、レジ横で独壇場を狙う吊り下げ什器

陳列する店舗のスペースによって、ターゲットに合わせたマーケティング戦略によって、店舗の置きたい場所にピンポイントなぴったりの大きさ、形状に作れる自由度が紙什器の良いところです。狙ったところに陳列できるのもカスタムタイプの陳列什器が増えている利用です。
そして、その年代、性別にピンポイントに目についてしまう場所に販促什器で商品が陳列されPOP広告で宣伝されていることで、つい手が伸びて思わず商品を買っちゃうことになるのです。
販促什器の効果は反則的です。

紙製什器と言えば組み立てが面倒なイメージがあると思いますが、店頭スタッフでも組み立てられるように、組み立てパーツは最小限にし、組み立ても簡単に設計しています。