少ロットの4色カラーシールはオンデマンド印刷が安くてオススメです。
- 2024.11.01
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- オンデマンドプリント
シールの代表的な印刷方式
シールの印刷方式は、代表的な方式として、オフセット印刷、シルク印刷、凸版印刷、オンデマンド印刷があります。
印刷方式なんて1つあれば十分なのにとなりますが、それぞれ、得意な点と不得意な点がありシールの仕様によって最適な印刷方式が変わってきます。
オフセット印刷
オフセット印刷は大量の印刷が短時間で可能でコストに強い、綺麗で細かい印刷ができる印刷方式です。一般の商業印刷物は大半がオフセット印刷機による印刷物になります。
単色〜4色まで色の再現性に優れますが、少ロットの場合には単価が高くなってしまいます。
凸版印刷
凸版印刷はインキをハンコで朱肉をつけるイメージでシール素材に直接印刷する方法です。ロールのシール用紙を使いことで大ロットまでを低コストで製作することができます。版は樹脂版を使うため、色は1色か3色までの印刷がオススメです。詳細なデザインや4色写真入りのデータにやや不向きですが、最新の機械であれば今までは全く無理だった写真やグラデーションもできるようになってきました。
シルク印刷
シルク印刷はインクを厚く盛ることができ、インクの層が厚くなるので、[インクを厚く盛れる]→→→[インクが剥がれにくい]→→→[耐候性に優れている]となり耐久性が高い印刷方式です。屋外で使うシール、車やバイクに貼るステッカーにも最適です。(屋外使用する場合はラミネート加工が必要です)
小ロット(1,000枚以下)とサイズが大きいシールに向いています。色は1色か2色まで、4色の写真やアミの表現は不向きです。
オンデマンド印刷
刷版を必要としない、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックのトナーの組み合わされた色を専用の高詳細プリンター機で行う印刷です。
印刷できる紙のサイズは700×488ミリ、紙の厚さは四六判で310k(紙の種類により誤差あります)まで対応しています。
少ロットのシールならオンデマンド印刷
従来ですと、ロット数で決めるとすると大量生産ならオフセット印刷、少ロットの場合は凸版印刷またはシルク印刷でした。
どの印刷方法も金属の刷版、ゴムの樹脂版、メッシュのシルク版とハンコのような版を必要とします。その版は基本料金になりますので、ロット数が少なければ少ないほど、商品代にのしかかってきます。
しかし、オンデマンドは専用の高詳細プリンター機なので版が不要です。従って基本料金が負担がかからないため、コストが抑えられます。ロット数の少ないシールが必要な時はオンデマンド印刷をお使いください。
綺麗さを求める4色カラーのシールならオンデマンド印刷
4色の写真やグラデを使った高詳細のシールなら、従来ならオフセット印刷の選択しかありませんでした。他の印刷方式は、機械の仕組みとして高詳細な表現はできないため、仕方なくオフセット印刷でしたが問題として、刷版代金がで3000円〜4,000円×4色分かかるため初期費用がかかっていました。ロット数が多ければいいですが少ない場合はシール自体を諦めなければいけませんでした。
しかし、オンデマンドは専用の高詳細プリンター機なので版が不要です。従って基本料金が負担がかかりません。オンデマンド印刷なら4色カラーの高詳細の表現が必要で、ロット数の少ないシールにが必要な時はオンデマンド印刷をお使いください。
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