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「ワンタッチ箱の最小の厚みは何cmか?」の前に「ワンタッチ箱とは?」とワンタッチ箱の説明から始めていきます。ちょっと長めです。
何cmか?の結果をすぐ知りたい方は記事の一番下まで移動をお願いします。
底ワンタッチ箱とは
ワンタッチ箱とは化粧箱の底部分を対角線を潰すように握ると、ワンタッチで(飛び出す絵本のように)箱に組み立てができる方式の底の組み方でできた箱のことです。
底面に2箇所糊付け加工をします。糊で貼ることから、他のキャラメル箱、地獄底箱より、重たい商品に向いています。
底ワンタッチ箱の組み立て方
言葉で説明するより写真です。
ワンタッチ箱の組み立て方は、ワンタッチと名前がついているだけあって簡単です。
箱の底面の対角線を潰すように握ります。
糊付けの加工がしてあるため、底が組み上がります。
最後に引っかかる部分を作ってありので、最後はちょっと力を入れてぐっと握ります。
引っかかる部分がロックされて箱の底面が握るだけで組めました。
商品を箱に入れてください。
上の蓋を閉じます。
商品の包装が完了です。
底ワンタッチ箱以外の底組箱もあります。
ワンタッチ箱以外の底組形状は、地獄底箱、キャラメル箱があります。
左が地獄底箱、右からキャラメル箱です。
ワンタッチ箱は側面と底面に糊付け加工が2箇所ありますが、地獄底箱、キャラメル箱は側面だけの1箇所の糊加工で済むため、加工費コストが安くなるメリットがあります。
底ワンタッチ箱のメリットは?
ワンタッチ箱のメリットはテイクアウトでの箱を組み立てるバイトさんの作業効率、内職さんの箱詰めの作業費の作業効率が上がります。ワンタッチ箱ではない場合は基本料金から高くなる内職さんもあるくらいです。
ワンタッチ箱は糊付けが1箇所増えるため加工費コストが多少上がりますが、一番高いものは人件費です。人件費の抑制になりますので、ロットが多い場合はトータルを考えワンタッチ箱をオススメしています。
サックマシーンで糊貼りをします
糊加工はサックマシーンを使用します。箱の形状、底組によりHSG-PB-1000型デラックスハイスピードグルアーサックサイド底貼機、HSG-M-350型ミニグルアーサック貼専門機 、SPT-PB-800型サイド貼、底貼、両サイド貼機を使いわけ糊加工をします。
機械で貼るため規格以上のサイズと規格以下のサイズでは、機械を通すことができません。
ワンタッチ箱は側面と底面に糊加工をしますので規格サイズが縛らてしまいす。
小さすぎると機械で底ワンタッチの加工ができないんです
内職アッセンブリーの全体の手間とコストを考えれば、ワンタッチ箱が効率的です。サックマシーンで糊貼り加工費用はたかが知れています。
ワンタッチ箱でないと基本料金が高くなる内職アッセンブリーもあるほどです。何といっても一番高いのが人件費です。トータルで考えれば化粧箱の底はワンタッチ式にしておいた方が間違いはないのですが、あまり化粧箱が小さすぎるとサックマシーンの規格サイズに合わないため、サックマシーンで糊貼り加工ができないです。
この規格サイズのお問い合わせで多い件が「ワンタッチ箱の最小の厚みは何センチ?」のいうことです。
底ワンタッチ箱の最小の厚みは何センチ?
最小の厚みはサックマシーンの機種により変わりますので、全国共通ではありませんので加工会社により。最小の厚みが変わります。
さて、だいぶ引っ張りましたが、弊社でのワンタッチ箱の最小の厚みは?
高さと幅と紙厚の兼ね合いもありますので、どの化粧箱でも26ミリが可能ではありませんが幅が100ミリ以上あれば概ねサックマシーンでワンタッチ箱の貼り加工ができます。
化粧箱が小さくてワンタッチ箱を諦めていた商品なら、内職アッセンブリーの大幅コストダウンができます。
ワンタッチ化粧箱のデザイン、印刷の際には、お気軽にお問い合わせください。