ネットショップの開店。今がチャンスです。
今までネットに頼らなくても問題なかったし、これからネットショップを出店するのも、波にとっくに乗り過ごしているし…という方に朗報です。
まだまだ、遅くはありません。ネットショップの開店は今が絶好のチャンスの時かもしれないのです。
ますます伸びるEC市場
ネット通販の市場規模はここ最近、年々1割増と成長市場となっています。
小売りサービスが現在、全体で約300兆円。ネット通販は2015年16.4兆円。2018年には20兆円を越え、将来は60兆円市場になるという試算がでています。
波に乗り過ごしていたと思っていたら、まだまだ1/4程度の成熟度しかない市場だったんです。
今までに参入していたネットショップは高いお金を投資して、環境を整備してくれたということです。
馬鹿高かった初期投資も安くなり、手軽にネットショップを始められるプランがでてきました。
簡単にネットショップを開店するには
これからネットショップを開店する方は、まずどこのモールに出店するのか?
出店するならどのモールが良いのか?を決めるということが、もっともネットショップ開店への近道となります。
サーバーだけ借りて、自分でショップサイト構築もできますが、集客するまでの知識と掛ける時間は膨大なものになります。
Amazon マーケットプレイス、楽天市場、Yahoo! ショッピングの3大モールの中から決定することが、今後数年先のことを考えても得策です。
他にも、数多くモールがありますが、この3強と入れ替わるサイトは今のところありません。
モールは二つ型があります
ショッピングモールは大きく分けると「出店型」と「出品型」の二つタイプがあります。
「出店型」は、1企業が出店し1店舗を運営するタイプで、代表的なモールは楽天市場やYahoo! ショッピングです。
例えるとデパートに各企業が店舗スペースを借りて販売するようなイメージです。
店舗単位でのお買い物になるので、お店作りや魅力的な品ぞろえが重要になります。
そして「出品型」は一つの商品カテゴリーに商品を集め各企業が出品する形式です。代表例はAmazon です。
例えるとお店のカレーコーナーの商品棚に各企業の変わった様々なカレー粉の商品が置いてあるイメージです。
商品の価格や商品そのものの魅力が重要となるケースが多いようです。
3大モール比較
3大モールの細かい所を比較しやすいように表にしました
サービス名 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
初期費用 | 無料 | 60,000円 | 無料 |
月額費用 | 大口4,900円 小口無料 | 19,500円 39.800円 50,000円 10,000円 | 無料 |
利用料、手数料 | 8〜20% | 2〜7% | 0円 |
月商100万の ランニングコスト | 80000 円〜 | 89850円〜 | 28000円〜 |
小口は成約料 1点100円 |
2016年3月
Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング | |
店舗数 | 178,000 2015年8月 | 44,201 2015年 | 350,000 2015年 |
年間流通総額 | 推定9000億円 | 2兆58億 2014年 | 1兆420億 2015年 |
月間PV | 13.9億 2015年 | 34.3億 2015年 | 6.6億 2015年 |
平均月商 | 推定20万円 | 418万円 2015年 | 推定100万 |
ECシェア | 14.6% 2015年 | 26.8% 2015年 | 6.15% 2015年 |
それぞれの特長
3大モールはそれぞれの特長があります。
これから販売する商品がどこのサイトに合うのか?
それぞれの特長を購入するお客様の立場ともあわせてあげてみました。
■Amazonの特長 http://www.amazon.co.jp/
出品数は他と比べて少なめです。通常配送が無料。そして、商品ページのデザインが統一されて見やすいため、欲しい商品を検索する時、商品を探しやすいいというところが最大の特長です。楽天市場とyahooは買い物を楽しみたいという方に対して、早く買い物がしたいという方はAmazonがぴったりです。返品可能期間あり、購入した後も安心して利用できます
代引きやプリペイド制度を利用してのお買い物の際にはポイントは限られた商品のみなので、ポイントを貯めにくく還元率が他社と比べて悪いといった点があります。
また年に数回、半額以下の商品が出される期間限定セールが開催されたり、企画も充実しています。
出店は大口と小口の2プランあり、小口は月額無料です。1点あたり100円の成約料が発生するので月に50点以上の商品を販売するなら大口プランにした方がお得です。
Amazonで同じ商品を販売している場合は小口でもOKですが、まったく新しい商品は大口でしか取扱いできません。
フォーマットにのっとったレイアウトをするため、機械が苦手な人でも安心です。
■楽天市場 http://www.rakuten.co.jp/
インターネット最大級。日本国内最大規模のオンラインショッピングモールをうたっているだけあり、専門店店舗数が多い”ところが最大の特長です。
最近Yahoo、Amazonが力をつけてきましたが、それまでは楽天市場の一人横綱で、圧倒的シェアを持つ日本最大のECサイトです。多数の店が寄り集まった、ネット商店街というイメージがぴったりで、配送は各店舗の設定となるため、送料の設定にバラつきがあります。
ポイントの還元率が高く、通常100円=1ポイントを付与されます。さらに楽天発行のクレジットカード利用やキャンペーンを利用すれば2~15倍のポイントを受け取れるので、ポイント利用でお得に利用したい方にお勧めです。
出店の際には、初期費用、そして月額費用があり、初期投資額は高いですが、圧倒的集客力があります。お店のレイアウトの自由度も高いのでお店の特長や魅力を最大限うたうことができます
■Yahoo!ショッピング http://shopping.yahoo.co.jp/
Yahoo! JAPANが運営するモールで、今後楽天を脅かす存在になるかもしれません。
一番の特長は、Tポイントが使え。通常の買い物であれば100円=1ポイントの獲得ですが、Yahoo!発行クレジットカードをすると、毎日Tポイントが3倍獲得できるので、Tポイントを活用したい方にお勧めです。
Yahoo!ショッピングと楽天市場とともに、地方の特産物や旬の食べ物の購入時に非常に役立ちます。セールは、「Yahoo! の爆買いバーゲン」や「5のつく日キャンペーン」といった企画を多く開催しています。TVコマーシャルをやっていることも強みです。
様々な商品を売る小さな店舗を一括で検索して比較する事が出来ます。
配送は各店舗からとなるため、送料の設定にバラつきがあります。
季節の商品のキャンペーンが多いため、直接旬の食材やお取り寄せグルメを受け取れます。
2013年に初期費用、月額手数料、ロイヤリティ無料化を発表し、急激に店舗数を伸ばしました。
ネットショップは初めてという人、なるべくコスト
楽天市場と比較した場合,全体の流通額は実質1/
購入するお客様は、単価が安い物を買うときは送料無料のAmazon、買い物を楽しむなら楽天、ポイントを貯めるならYahoo!、といった使い分けができそうです。
今まで手探り状態で広まってきたネットでの買い物の環境も、ここにきてやっと完成形が見えてきました。
試算では将来は60兆円市場になるので、まだまだ伸びしろだらけです。
まだ、ネットショップを開店してない方はのまさに今が絶好のチャンスの時です。
どこに出店するのが効果的?Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングモールを比べてみましたの比較でネットショップ開店のご参考にしてください。