化粧箱印刷で重要な質感
箱化粧箱で商品パッケージを作る上で重要なのが質感です。
デザインは性別、年齢、ターゲット層で好みが違います。全員に好感度を受けることは無理です。しかし、質感というのは全年齢、性別問わず、優劣が一緒です。
お客様に商品を手に取ってもらえるか?その化粧箱パッケージの質感で、高級感や特別感が出て、お客様の購買意欲を掻き立てられるか?というところが変わってきます。
今回は、質感をだす。表面加工に着目してみました。特殊な紙では無く、コーティング加工のご紹介です!
表面加工で、見た目のインパクト、触り心地のインパクト、他社商品との差別化で、商品の売り上げをアップさせましょう。
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黒1色のパッケージです。形状はスリーブといって帯状の外側を身側になる箱形状にスライドして使用する化粧箱パッケージです。
上がクリアPP、下がマットPPです。
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配置はそのままに自分がスリーブを回ってシャッターを切ります。
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さらに回ってシャッターを切ります。
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回転して写真を撮ると、蛍光灯の光が反射するクリアPPとマットPPがよくわかります。
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クリアPPの手前に腕時計を起きました。
TISSOTのリスボアです。
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クリアPPは時計を写し込みますが、マットPPは写り込みまないことで、違いがわかると思います。
PPとは?
PPとは(Poly-Propylene-ポリプロピレン加工)のことで、薄く加工でき強度が高く、透明性も高いことから、フィルムやとして活用されています。
PPのフィルムを紙に貼る加工をするメリットとして
● 化粧箱の表面をフィルム層で保護し汚れ、キズ、摩耗に強くなる
● 湿気に強くなルため耐湿性、耐久性が上がります。また、劣化を軽減します。
● 輸送時の摩擦による化粧箱印刷に傷や擦れ、色移りを防止します
● 光沢感やマット感で特別な質感を演出できます。
クリアPPとは?
ツヤ、光沢、テカテカ感のあるPP加工です。
0.024~0.027㎜の薄いポリプロピレンフィルムに接着剤を塗布し、熱風乾燥した後紙とフィルムを熱圧着して張り合わせる表面加工の事です。
輝く艶が写真や色合いを鮮やかに引き立て、美しい光沢の高級感を演出する加工です。
マットPPとは?
光沢を抑えた、反射しないツヤ消した加工です
マットポリプロピレンフィルムに接着剤を塗布し、熱風乾燥した後紙とフィルムを熱圧着して張り合わせる表面加工の事です。
すりガラスのような風合いの艶無しで、表面がさらさらしたイメージです。落ち着いた高級感を出すのに最適な表面加工です。
マットPPは表面を強く擦ると、細かい傷が付きます。配送の取り扱いに注意てください。
傷を全く付けたくない場合はベルベットPPをお勧めします。
他にもPP
他にも、キラキラと光ったり、7色にひかるタイプのホムグラムPP。シルクのようなカーペットのような質感のベルベットPPなどがあります。
マットPPを利用して金箔を最大限に生かし高級感を出したパッケージをご紹介します
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特色の茶色の1色印刷のパッケージにマットPP(YMS-1)を掛けまして、箔押し(浮き出し+金箔)加工を掛けた製品です。
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浮き出しの加工をしているので横から見ると、表面にボコっと浮き出しをさせているのがわかります。
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このパッケージは、目立たせたいロゴに浮き出しの加工をしています。そこに金箔を乗せ流ことで金のロゴが立体になります。
立体のロゴが光の反射により、光沢を出させます。浮き出しの加工が効果的にロゴを輝かせます。
そして、箱全体にはマットPPがかかっているので、光を全く反射させません。光に反射するのはロゴだけです。マットPPの反射をさせない性質を利用することでロゴに存在感を出させることに成功しました。
ロゴだけで成立させるパッケージになりました。
次にご紹介するのは
普通のボール紙に印刷加工をした後に、マット調のパッケージやSPツールを仕上げたい場合、今まではマットPPは1種しかございませんでした。
ただ通常のマットPPでは物足りない?なんて事はございませんか?
もっとマット感を出したい!
そんなお客様にはベルベットマットPPをお勧め致します。
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※写真だと分かりずらいですが、、、。艶がないだけではなく触った質感が電車のソファーの感触があります。
このマットPPはしっとりとして、傷にも強く高級感が出る最高のマットPP。
是非ともベルベットマットをご指名ください。
サンプルもございますので、担当営業にお申し付けください。
埼玉県越谷市レイクタウンの商品パッケージ専門印刷会社
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