化粧箱は迷ったらヘッダー付き
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店頭に並ぶ紙箱の化粧箱は、どこに棚に陳列するか?で形状は変わってきます。
棚の中に平置きするか?フックのある什器にかけるか?
フックのある什器にかける場合には、ヘッダーをつけてフック穴がある化粧箱にしなければいけません。
迷った時はヘッダーをつけておけば、棚にそのまま直に配置もでき、またフックにかけても陳列できるので店頭で重宝されます。
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どの紙箱でもヘッダー付きにしておけば陳列するお店側からすればいいてですが、その代わりヘッダーの高さの分、形状に高さが出てしまいます。
というのは、陳列する棚に高さの制限があれば、ヘッダーがあるおかげで上段棚の天面に当たってしまい、棚に入らない、陳列できないなんてこともあり得ます。
セット箱の輸送箱がひとまわり大きいものを用意しなければなりません。セット箱が大きくなれば、その分多くの紙を使うのでセット箱のコストが高くなります。
なんでも、ヘッダー付きにしてしまうのも考えものです。
店頭のどこで陳列するか?初めから、わかっていればいいのですが、わからないことが多いのに進めなければいけない場合がほとんどではないでしょうか?
そんな、問題を解決する化粧箱の紙箱パッケージを開発・設計しました。
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見た目は普通の立方体の四角の化粧箱のようですが、
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ヘッダーが箱の中に隠れていて、
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スライドすることで、フック穴の着いたヘッダーが出てきます。
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最後までヘッダー引きだせば、元からヘッダー付きの化粧箱パッケージと言われてもわからないくらいです。
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もう一度、ご説明します。ヘッダーは先端がV字にカットされているため、ヘッダーが箱の中まで入りません。
その箱の内部に入っていたヘッダーをスライドして引き上げることで、ヘッダーが飛び出します。
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ヘッダーを引き出せば、フック穴部分が出てくる仕組みです。この箱で言えば、40mm分のヘッダーが箱の内部に入っていたことになります。
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ヘッダーが収納できる化粧箱を陳列棚のフックに掛けた使用写真です。
平置きでも使える、フックにかけても使える、両方使える化粧箱パッケージのご紹介でした。