自分で販促のポップは作れないと思っていませんか?
スイングPOPをはじめ、売上げアップに繋がり、お店を盛り上げる販促POP。
流行っているお店や、元気を醸し出してるお店には、見てるだけで楽しいPOPに溢れていますよね。
POPを読んでるだけで、お買い物が楽しくなってしまうなんて、上手にPOPを作るなと感心してしまいます。
販促POPがあると「お店が華やかになり、お客様も商品パッケージを選びやすくなる」ということは分かっているけど、どうやって書いていいのか、どうやって作っていいのか、分からないって方、多いのではないのでしょうか?
自作デザインのPOPが販促効果あり
メーカーにPOPを用意してもらうのが、手っ取り早いのですが、大手でないとそんな余裕もありませんし、メーカー目線の販促POPばかりで、消費者目線の販促POPは多くありません。
今、お客様にこの商品を伝えるのには旬のこういうキッチコピーで行けるのにな。と思う時も多いと思います。
自作で作ったほうが、お客様に接している分、ダイレクトに伝わるPOPが作れます。
つまり、一番効果のある、一番お客様を知っている、一番売れるPOPを作れるのはお店のスタッフということになります。
思い切って手書きはしないと決めましょう
イラストや文字を書くのが苦手だから、販促ポップは難しいと思っている方は、思い切って手書きはやめて、パソコンで作ってみましょう。
深夜のお菓子は「悪だ」と同じで、手書きは「悪だ」くらい。思ってみましょう。パソコンの方がラクにポップを作れます。
パソコンだと、慣れが必要になる、表記に難解なPOP文字のコツがいらなくなります。
パソコンも慣れだと思いますが、慣れに関しては間違いなく、手書きより早く慣れます。
はじめは、スイングPOPで腕試し
今回、作ってみるのはスイングポップです。
お客様の動きや、空調に合わせてゆらゆらスイングするPOP。
類似商品が並ぶ商品棚や、イベントの展示台など少しでも目立たせたい場合に使用します。
スイングPOPは、パッケージ周りにスペースがなければ、棚の支柱に貼ることができる優れものです。
テザインスペースが大きくないので、作り慣れていない方にぴったりの販促ポップです。
POPはキッッチフレーズを書けば完成です
POP作りの鉄則は商品名ではなく、「キャッチフレーズを1番大きく書く」ということです。
キャッチフレーズとは、「この商品の購入するオススメ ポイント」です。
そして、「お客様がその商品を手に取る理由」です。
キャッチフレーズが決まれば、POPが完成したと同じです。
では、商品を開発した人間でもないのに、そのキャッチフレーズをどう作るのか?
簡単にキャッチフレーズを作り出すポイントを紹介します。
商品パッケージだけでは、伝えきれないことをアピール。
■「かっ〜。またやった〜。飲み過ぎた朝にこれ1本」
■「お鍋にピッタリ。40℃のぬる燗でどうぞ」
■「えっ?こんなので〜なんと水道代が30%節約になります。」
商品パッケージの箱に書いてある商品特長は面積の都合上、文字が小さくなりすぎてしまうため、2〜3が限度です。
しかも、簡潔に要約しているので、ニュースを読まれているようで伝わりにくい。
それよりも、、、バラエティー番組のように砕けた感じで楽しい言葉だと伝わりやすいと感じたことはないですか?
砕けた感じで、パッケージの箱に書いてある特長より、コッチをアピールした方がいいんじゃないのってことをキャッチフレーズにしてみましょう。
もう少し、具体的な例をあげてみます。
具体的な数字でわかりやすくアピール。
■「インチキ通販みたいですが!! 今ならお得な 3割増量パック。」
■「若造に負けない!! プラス30ヤードの飛び。」
■「3日で2cm!! もう2度と失敗しない裏ワザです」
分かりやすいのは、やはり数値化されたものです。
セール70%OFFなんてPOPがあると、それだけで何、何?ってことなります。
「累計100万個!! 本日より2日限りセール。先着100名様限定 通常○○○円を60%引き!!」
というような期間や人数の限定も効果的です。
信頼が1番!! 生産者(安心感)の顔を出す。
■「旬の甘みを楽しんでください。地元○○市の○○が作りました。」
■「お医者さん考案の塩ジャガイモ ダイエット。」
■「東大卒講師○○の90分でわかる中学3年間でやった英語。」
商品の効果に安心感と信頼感をプラスするやり方です。
これは店員さんや店長さんがオススメします。
ってことでも充分すぎる効果があります。
選びやすくなる!! 他商品と比較する。
■5つの★で評価してみる(写真参照)
■「この商品。テレビで紹介されました。」
■「この甘さ体感してください。糖度24%です。」
全部に勝っている必要はありません。塩分に関しては2番ですが、
ミネラルに関してはこれが1番です。
という風にどこかの部分だけでいいのです。
比較する事でお客さんが選びやすくなるというのが狙いです。
自分の感想を書いて、良さを伝える
■「本気でハンカチ必要です。今年度1番感動した映画です。」
■「旨い〜。この辛さにハマってしまいまいした。」
正直な感想が一番です。ダメな部分があったら、それも書くと好感が上がります。
ただ、否定的なことばかりにならないようにしましょう。
本屋さんで、店員さんが実際に読んで書いた感想のPOPや
実際に使用してみました。とあり使用感の感想のが書いてあるPOPには信頼性が増します
パソコンがオススメの理由
今までご紹介したポイントをしぼって、キャッチコピーができれば、もうPOPが完成したようなものです。キャッチコピーを一番大きくして、残りのスペースに商品名等、他の情報を乗せれば完璧です。
パソコンで手作りPOPをオススメするのは、
手書きだと慣れとコツがつかめるまでは、POPとして人前に出せるものができないという事です。
その点パソコンで作れば、何となく見れたものができ上がります
ここで想像してみてください。
歪んだPOP文字と、絵心のないイラストでも強引に突き進んで
仕上げたPOPは、ヒドイ仕上がりになるというのが、目に見えると思います。
パソコンは楽です。パソコンで作ると、写真やイラストも簡単に取り込めます。
手書きは「悪だ」くらい。思ってみましょう。
まずは、手始めに手作りPOPはパソコンで始め、慣れたら手書きにもチャレンジしてみてはいかがでしょう?
もちろん、手書きPOPのほうが「悪」ですが、味があります。
今、話題の盗作は御法度です
慣れるまでは手作りPOPはパソコンです。
今は無料で、イラストも写真も配布しているサイトがあるのでそこから持ってくればOKです。
ただ著作がありますので、個人で楽しむ分にはいいのですが、
お店に飾るPOPでのディズニー、キティー等キャラクターや、著作権にかかる写真、イラストの不正利用はNGです。
一躍、話題の人になってしまいます。
パソコンでの作り方~スイングポップ編~
今回は、手作りでPOPが自作できる、POP用紙の販促POP倶楽部のスイングPOPを使用します
流れは、パソコンでキャッチコピーを入れてデザインし、スイングPOP用紙の厚紙にプリントします。(テスト用紙も入っていますので、失敗しても安心です。)
プリントしたら、ミシン目が入っていますので、手で簡単にカット出来ます。
両面テープで店頭の目立つ所に貼って、完成です。
写真で説明します。パソコンでの作り方は、まず、スイングPOPの型にデザインするため、https://www.p-fujita.jp/販促pop型ダウンロード/から型のデータをダウンロードしましょう。
型データに合わせ、キャッチコピーの文字を打ち込みます。
私はillustratorが使いやすいので、こちらで作っていますが、ワードだったり使いやすいグラッフィックソフトで製作してください。
合わせて写真やイラストがあれば取り込みます。
POP用紙のサイズはA4サイズです。厚紙設定でプリンター出力してください
写真は手作りPOPキットの販促POP倶楽部スイングPOPです。
マイクロミシン目の入っているPOP用紙なので簡単に手で切り離せます。
両面テープを付けて完成です。
手作りPOPでお店を盛り上げてください。
どこでもペタっと貼れる、使い勝手の良いスイングPOP
色々なところにスイングポップを付けてみました。
少ないスペースでも大活躍です。
今回紹介しました、ミシン目が入ったPOP用紙、手作りPOPキットの販促POP倶楽部の詳しい説明はコチラ